どのような運動をすればいいですか?

よく患者さんから聞かれる質問です。

「どんな運動をすればいいですか?」
「どんなものを食べたらいいですか?」

食べ物については随時更新していきますが、前述したように、「何を食べればいいか」ではなく「何を避ければいいか」が重要になります。

では、どんな運動をすればいいですか?という質問に対してですが、当然人によって違ってきます。

そして、求める動作レベルによっても変わってきます。

まず大事なことは、自分の体がどのような状態か細かく知ることです。

そして、何が足りていないのかを知ることができれば、自ずとするべき運動がわかってくるのです。

例えば、現代社会においては椅子に座る時間がとても長くなっていますので、股関節を曲げている時間も長くなっています。

そのため股関節の屈筋である腸腰筋が短縮している方を多く見かけます。

股関節を曲げるために前傾姿勢になるので前に傾くわけではなく、人はバランスを取り、目線は正面に向けて前を見るので体は起き上がります。

その際に過剰に伸展してしまうのが腰椎になります。

そして、背骨を支える背筋の緊張が高くなり腰痛の原因ともなるのです。

ただでさえ腸腰筋が短縮しているのにそれを助長するように腰が伸展して「そり腰」になってしまうのです。

ではどのように運動をすればいいのかと言いますと、固くなっている筋肉の反対の筋肉は弱くなっているのでそこを鍛えていくべきです。

このような方は臀部の筋肉が痩せており、腹筋の緊張が低くなっている傾向があります。

かといって腹筋運動をすればいいというわけではありません。

体を起こすような腹筋運動は米軍のトレーニングからも廃止されたとのことです。

ヨガ、ピラティス、スポーツジムに行っているという人は多く見かけますが、自分の体のどこが弱いのか、どこが固いのかということを考えて運動している人は少ないかと思います。

トレーナーは鍛え方を教えてくれますが医学的知識を持って指導する人は稀ではないかと思います。

どこが弱いかなどは一度評価、検査などをしてみないとわかりませんが、こちらでは随時運動方法も配信していけたらと考えています。

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